親切から拒絶感
阿吽の気づき:喜んでほしくて相手に親切にしていたんだけど、期待していた反応がなくて、勝手に拒絶されたと思い込んでいた。そのことを考えるたびに傷ついていたんだ。拒絶の傷は、腰痛として肉体にあらわれた。
吽くん、昨日の夜に
ギックリ腰になってさ。
けっこう痛かったんだ。
阿ちゃん、それって、
「親切からの拒絶感」を感じてない?
まさにそうだった。
腰痛ってそれが原因なの?
すべてがその原因じゃないけど、
「親切からの拒絶」の記憶は、
肉体の反応として
脳や脊髄に現れることがあるって。
昨日夕方、友人に話し過ぎたと考えてたんだ。
その人に知って欲しい。
情報を提供したいと思った。
それが親切だって。
そして、「それをしなきゃいけない」
「そうしないと自分は愛されない」って。
他者から愛されようとしたんだね。
あとね、相手が喜んでくれるはずと思ってた。
たぶん、期待をしてたんだろうね。
期待と違うから、拒絶されたように感じた。
相手から拒絶されたように感じたら
苦しいね
私は他者に与えないと、
愛されないと思ってた。
他者から愛されるために行動していた。
自分を愛していないから、
他者から愛されようとした。
何かをしなくても、どんな状態でも、
阿ちゃんは愛されている存在だよ。
吽くん、ありがとう。
記憶は昨日の夜に感謝して手放しちゃったの。
それでね、今朝起きたら腰の痛みが消えちゃった。
身体が教えてくれてたんだ!
「自分を愛して~」
腰に、手を当てて、
痛くしてごめんね。ありがとう。
これからは自分を愛するね。
拒絶されたわけじゃないのに、
想像で、自分を傷つけていたんだね。
電話に出ない
吽くん、私のお母さんがね。
昨日から腰が痛いって。
親切からの拒絶の
経験をしたのかな
うん、ふとした時に話してくれたよ。
お母さんは、脚の悪い友人のために、
時々買い物をしている。
約束の前日に、友人に電話したけど出ない。
次の日も、折り返しが無い。
お母さんは、「自分からは、もう電話しない」って。
親切にしていた相手に、
今度は、冷たい態度、二極の対立だね。
お母さんは、相手が喜んでくれると
期待があった。
電話したのは、何日前のことなの?
一週間前のこと。/p>
なのに、終わった過去のことを何度も考えて
不健康な妄想をしてたみたい。
そして一週間後に、
腰痛として肉体にあらわれた。
続きがあって、
昨日お母さんは、別の友人の家に遊びに行ったの。
その友人は、ダックスフンドの老犬を飼っている。
犬用の乳母車を、新しく買って、
古い乳母車は、マンションのゴミ置き場に捨てた。
それを見たマンションの住人が、老犬が死んだと、
思い込んで、お悔やみを言われた話しを聞いた。
それ、鏡の法則だね。
お母さんの心が、外の世界に映し出されて
友人が似たようなことを経験してるね。
そう、出来事をありのまま見ようとせず、
心が、勝手な解釈をしている。
「私は嫌われている」と不健康な捉え方をするか、
「まあいいか」と気にしないか、
捉え方によって、感情は変わる。
ありのままを見るなら、
連絡が繋がらなかった、ということ
たとえ、拒絶されてもいいんだって、
お母さんと話してたんだ。
その後、お母さんの腰痛は、すっかり消えた。
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