知らないことは、知らないと言える。

知ったかぶり

阿吽の気づき:知ってるふりして、話しを合わせてしまう時ってあるよね。相手に聞くのが悪いから?それとも相手と仲良くなりたい?それとも自分を守るため?

 

吽くん、知ったかぶりって

したことある?

 

阿ちゃん、適当に「そうだね~」とか、

知らないのに、返事するときはあるね。

 

お寺さんで落語をしててね。

その内容が、「知ったかぶり」だったの。

 

面白そうだね。

どんな内容だったの?

 

お医者さんが

「テンシキはありますか?」と

患者であるお坊さんに聞くの。

お坊さんは思わず「ありません。」と

答えてしまったことで、

ストーリーが展開していく。

 

「テンシキ」て、なあに?

 

お坊さんも何のことか

気になって仕方がない。

小坊主さんに「花屋へ行って

借りてくるように」て言うんだ。

小坊主さんは「テンシキって何でしょうか?」

と聞いても、お坊さんは

「以前に教えただろう、

同じことを言わせるな。」て。

 

小坊主さんも分からなかったんだね。

 

花屋さんは、「床の間に飾ってたんだけど

親戚に気に入られて、さしあげてしまった。

もう一つあったけど、

味噌汁に入れて食べてしまった。」

 

植物なの?

 

小坊主さんに、薬を取りに行かせ

テンシキについて、お医者さんから詳しく

聞いてくるようにと言うんだ。

 

お坊さんは、自分から

「分かりませんから教えてください。」

が言えないんだね。

 

実はテンシキとは、

オナラのことなんだってさ。

 

なんだ、オナラか。

 

お医者さんは、オナラという言葉よりも

お坊さんに対して、気を利かせ、

品のある言葉で聞いたんだってさ。

 

小坊主さんは、お坊さんに怒ってそうだね。

 

小坊主さんは、お坊さんに嘘をついたんだ。

「テンシキとは、さかずきのことでした。」て。

 

仕返ししてる。

 

さかずきのことを、お坊さんは、

テンシキって呼ぶようになってね。

小坊主さんは、その度に笑ってた。

 

仕返しも、煩悩のひとつだね。

 

お医者さんが、お寺に来た時に、

お坊さんが「素晴らしいテンシキがあるのでぜひ見ていただきたい。」

お医者さんは「健康でなにより、人に見せるものではないので。」と

「これ小坊主、テンシキを持ってきなさい。」

となって、バツの悪い状況になった。

 

面白いね。

どうして、知ったかぶりって

しちゃうんだろうね。

 

んん見栄を張っちゃう。

なぜ見栄えを良くするのか?

自分に自信がないからかな。

 

僕は仕事で、知ってるかのように振る舞って

強く見せようとしていたかも。

馬鹿にされないように。

相手と対等にいるために。

自分を認めてないから

他者から認めてもらおうとするんだね。

 

知ってるふりの経験に感謝し、手放します。

知らないことがあってもいいんだ。

「分かりません、教えてください」と

素直に言えるようになった。

 

 

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