考えを押しつける
阿吽の気づき:親切の押し売りは、お節介だね。自分の考えを押しつけて、相手を支配しようとしていた。相手の考える力を奪っていたことに気づかなかった。あくまでも、提案として話してみよう。
阿ちゃん、僕さ、
忘れ物しっちゃった。
吽くん、ああして~こうして~
代用したらいいよ。
うん、そうする。
なんか変だよ。
自分の発言に、違和感がある。
そうかな、
僕はなにも感じないけど…
分かった!
提案の感じで言ってないんだ。
吽くんのことなのに、
「ああして、こうして」って、
押しつけて、指示してる。
僕は気にならないけど…
僕もワイフから「言い方がキツイ」って、
言われることがあるよ。
内容よりも、言い方が重要な人もいるからね。
あくまでも、提案でいいのに…
自分の考えを押しつけてたんだ。
そういえば
子供の頃は、親から、
押しつけがましく言われたね。
ああしろこうしろ、言われたね~
私の母は、言葉がキツイところがある。
性格がサバサバしてるんだけど、
押し付ける言い方なんだ。
阿ちゃんも、サバサバしてるもんね。
自分の考えを、押しつけていたら、
相手の考える力を、奪ってしまう。
もうやめる!
相手をコントロールするような、
支配するような、言い方は、手放します。
コントロールしようとすると、
コントロールされることが、起きるもんね。
確かに!職場に考えを
押しつけてくる人が、いるよ。
あの人は、私の波動でしてくれてたのね。
ありがとうございます。
でも、もう、けっこうです。
提案で話したら、
キツイ言い方にはならないね。
相手の考えを、聞いてみよう。
鍵を掛けなくちゃ
吽くん、夢を見たよ。
阿ちゃん、今度はどんな夢?
昼間、家の玄関のドアがね~
突然、開いたのよ。
近所のクリーニング屋さんが、
気に掛けてくれてたんだ。
「鍵開いてるじゃない!鍵を掛けなくちゃ。」ってね。
それビックリするね。
私も、ビックリだけど、
おばさんも、ビックリしてた。
私は「ありがとうございます。」って、
言ったんだ。
阿ちゃん、たまに、家の鍵を
掛けないもんね。
まーね~
でも、頼んでないことは、
ありがた迷惑かも。
じつは、昨日、昼間に入ったトイレで…
ドアを開けたら、人がいたんだよ。
私は、「鍵開いてるじゃない!鍵を掛けなくちゃ」って、
強く、想ったんだろうね。
強く思ったら、
また、体験することになるもんね。
トイレの出来事は、
無意識で、心が反応しちゃったよ。
どんな時も、平常心でいれるといいね~
相手の不注意は、
自分が、気をつけます!
潜在意識は一人称だね。
ゆっくりと、最後まで、意識を向けてて!
吽くん、私、また考えを
押し付けていたみたい。
阿ちゃん、どんなこと?
玄関でね、母は重たいドアを、
押さえていてくれてたんだ。
でも、私が、出るのを確認しないうちに、
ドアを離したから、
重たいドアが、私にぶつかってきて、
腕が痛かったの。
そういう時、あるね。
家を出たら、風が強くてね、/p>
ゴミ置き場は、プラのゴミが散乱してた。
私たちは、ゴミ袋を持っていたから集めたの。
ゴミを入れる箱は、ふたが頑丈で、ゆっくりと開けた。
開けた後、母はよそ見をして、
私は、箱のふたが重くて、指をねじってしまったの。
阿ちゃんは、
どんな風に、思ったの?
「も~、ゆっくり動かしてよ」
「最後まで、意識を向けてて!」って、
思った。
二回もあるなんて、
阿ちゃんの心が、映し出されているんじゃないの?
思い返すと、確かに、
私が、思っていたことだった。
両親と、ヨガをしていたの。
「ゆっくり動かして~」
「最後まで、意識を向けて~」は、
相手が、出来ていないから、
何度も思って、何度も言葉に出していた。
ゆっくりとした動きが、
出来ていなくても、いいね?
いいよ~
最後まで、意識を向けなくても?
いいよ~
自分のペースで、自由に、
ヨガをやればいいんだもん。
私は、自分の考えを押し付けていたんだ。
考え方を変えて、手放します。
次の日、指の腫れや、傷は、
気にならなくなっていました。
相手を尊重して、ヨガを楽しめるようになりました。