全託していこう

『イエスマン“YES”は人生のパスワード』

2008年製作/104分/アメリカ
監督 ペイトン・リード

 

あらすじ(ネタバレ)
銀行で働く主人公の、カール(ジム・キャリー)は、3年前の離婚で傷を負っていた。
友達や会社の上司からの誘は、適当に理由をつけて「ノー」「無理」「行けない」と断っていた。
何もやる気になれず、家でDVDを観て、やり過ごしていた。
友人からは、愛想を尽かされ、「このままじゃ、お前は一人さびしく、死んで行くだけだ」と言われる。

 

その日の夜、カールは、変な夢を見る。
自宅のソファで、自分が変な顔をして、死んでいる。
それを見つけた友人から「良い友だちなんかじゃない、カールは、ろくな奴じゃなかった。」と言われる夢。

 

目が覚めて、このままではいけないと思い、 知人に勧められたセミナーに行くことを決心する。

 

すべてにイエスと言うと人生が変わる

 

セミナーで教祖から、「人生=”イエス”」
「ノーと言ったら、死んでいるも同然」
「この会場を出たらすべてのことに”イエス”と、受け入れなさい。
誓いを破れば、恐ろしいことが起こるだろう」と言われる。

 

最初は、半信半疑で、嫌々イエスと言っていたカールでしたが、仕方なく教えを実践していくカール。
融資案件は、すべて承認、やってみたかったギター、韓国語教室、ボランティア活動、飛行機の操縦、イエスを連発し、積極的に色んなことに、挑戦していきます。

 

それがきっかけで、美女アリソン(ゾーイ・デシャネル)に出会ったり、友人と仲直りできたり、会社で昇進、美女に再会し恋人になったりと、人生良いことだらけ、生活に変化が起こり始めます。

 

自分の行動が、人を喜ばせることになっていきます。
自殺をしようとしている人に、ギターの弾き語りをして、救う。

 

不機嫌な韓国人の定員さんを、韓国語ジョークで和ませる。
サプライズパーティーを企画して、友人を喜ばせることもできました。

 

ジムキャリ―尻

 

受動的なイエスだけではなく、自分の意志によって、行動し始めるようになっていきます。
“イエス”という言葉によって、あるがままを受け入れていくうちに、目の前で起きる出来事を、主人公はワクワクしながら、愛を動機に行動するようになっていきます。
全部イエス!とすべてを託していることで、あるがままを受け入れ、楽しむことができます。(全託)

 

しかし、すべてをイエスと言ってきたことで、空港でテロリストに間違われ、アリソンから疑いを持たれたりと、おかしなことが起きてきました。

 

なんでもイエスと言い続けてきたカールでしたが、遂に、はっきりとノーを言う日がきます。

 

元妻から電話があり、家に行ってみると、彼と喧嘩してしまい、彼が出ていってしまった様子。
寂しさと不安から、元妻から迫られるカール。
でも、カールは元妻を、もう愛していません。
新しい想い人もいるため、ノーと言って断ります。

 

その帰り道は険しく、エレベーターが途中で止まり、黒猫が横切り、駐車違反で車をレッカーで持っていかれたりと、突然、不幸が訪れます。
カールはセミナーの誓いを破ったせいだと思い、なんでもイエスという誓約を、解除してもらうため、教祖に会いにいきます。

 

「誓約?そんなものは最初からないよ。」

 

誓約を立てて、それを破ったら大きな災いが訪れる、なんてのは、ただの脅し文句に過ぎません。
しかし、思い込んだことで、現実にあらわれていきます。

 

イエスと言え、というのは、体にイエスを慣れさせるため。
義務からではなく、自然と心から、イエスと言えるようになるための、訓練でしかない。
カールは教祖に会い、誓約の真実を知ります。

 

そして、やりたいことには、心からイエスと言えるようになっていることを自覚したカールは、嫌なことには、ノーといっても良い。
自分の気持をはっきりとさせたカールは、恋人に想いを伝えに走り出します。

 

つまらない人生を送っていたカールが、どんどん前向きに変わっていく様は、見ていて楽しくなります。
主演のジム・キャリーの表情・動きが、豊かで見ていて、終始飽きません。
そしてただイエスと言っていれば、人生はうまく行くのだというのではなく、きちんと、ノーも必要だということも言っています。

 

ジムキャリ―イエス

 

人生は、選択の連続でできている。
自分で好きなように選ぶことができる。
勇気が湧いてくる映画です。

 

ちなみに、本作は、イギリス出身の作家・テレビプロデューサーのダニー・ウォレス氏の実体験を基にしている。
イエスと言い始めた当初、ウォレス氏は「24時間くらいしか続かない」と思っていたという。
しかし、最終的にはイエスを言う為だけに、高級車を購入したり、地球の反対側まで行ったりしたそうです。

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