子供がいじめられる
阿吽の気づき:子供の「いじめ」は、親のエネルギーが影響している。人に対する批判、敵意を手放して、相手を受け入れると、子供のいじめは消えてしまうよ。
吽くん、うちの娘が
学校で、いじめられたって。
阿ちゃん、いい経験したね~
顔に、傷があったのよ。
傷がなかったら、気づかなかったかも。
夜に、先生と、いじめた子が、謝りに来たんだけど、
許せないわ~
子供たちは、仲直りできたの?
最後に、握手して終わったけど、
ショックがあるかもしれないから
深くは聞かなかった。
次の日、学校へ行ったから、ホッとした。
カニさん、いじめは悪いことでしょ?
物事に、良い悪いは、ないよ。
言い方を、変えると、
物事には、良い悪い、両方が含まれる。
カニさん、そう受けとめたいけど、
どうしても、納得できなくて、
なぜ、うちの子は、いじめられたのかしら?
相手を受け入れて、ないんだよ。
相手を受け入れれば、いいのね。
阿ちゃんは、自分の母親を、
受け入れられる?
なんで今、その話し?
母親のことは… あ~
原因って、私だったんだ。
阿ちゃん、どうする?
私が、母親を… でしょ
難しいな~
「難しい」と思ったら、難しくさせてしまうよ。
阿ちゃんのお母さんは、
どんな人?
自分のやり方を、押しつけてくる人。
私がどうしたいかなんて、関係ない。
何かと口を出してきて、指示するの。
私を、信じてない!
いまだに、母と、素直に話せないんだ。
お母さんも、同じように、育てられたとしたら…
よく考えたら、私、同じことしてる。
娘のやることが心配で、
注意したり、否定したり、
彼女を、信じてあげられてない。
その感情を、手放しちゃえばいいね。
いじめの原因が、私なら、なんだって手放すよ。
私は母に、もっと信用してほしかった。
私のやることを、受け入れてほしかった。
でも、母も、同じように育てられたとしたら、
同じように、辛かったと思う。
私は、母を、受け入れます。
阿ちゃん、言えたね。
お母さんを、受け入れたんだ。
私は、 娘が失敗して、傷つく姿を、見たくなかった。
だから、私の価値観を、子供に押し付けてた。
今なら、母の気持ちが、よくわかる。
自分を、ゆるせたんだね。
お母さんを、ゆるすことができた。
私は、娘を心配するのではなく、
信じて、見守るようになった。
そしたらね、娘が話してくれたの、
「いじめは、もうないよ」って。
相手を信じることは、
自分を信じること。
僕の妻はね、僕に、いい顔しない時があって、
「どうして僕を、信用してくれないの」って思ってた。
でもそれは、子供の頃の、母に対する想いが、
妻に映し出されて、思っていたことなんだ。
「信用していないわけじゃない、ただ心配なんだ、ありがとう。」
そう、捉え方を変えて、観てみたら…
僕のやることに、嫌な顔しなくなったんだよ。
心配することって、
愛情で良いことだと思ってた。
心配すれば、心配するような事が、
あらわれるね。。
私は、自分を信じ、
相手を、信じるようになりました。